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執筆者の写真Myanmar Love

【完全保存版】ミャンマー特定技能人材(介護)の受け入れスケジュールは?

だいたい6ヶ月~1年かかります。


具体的に、いつからミャンマーの介護人材が日本で働けるのか、採用担当としては気になりますよね。ここでは、ミャンマーの介護人材を面接してから、日本で勤務を開始するまでの主なポイントを整理していきます。


特定技能の受け入れスケジュール

【 デマンドレター申請 】

ミャンマーにおける求人票です。まずは、どんな労働条件で介護人材を募集しているか「ミャンマー労働・入国管理・人口省(MOLIP)」に申請する必要があります。前もって登録支援機関(日本側担当者)に労働条件をすり合わせておきましょう。


登録支援機関と送出機関が協力して申請するので、受入機関(雇用元)が申請する必要はありません。後々の「海外労働許可証(smart card)」に関わってくるので、前もって準備し、登録支援機関に依頼して頂くことを強くおすすめします。詳しくはコチラのブログで解説します。


【 面接・内定承諾 】

最近はコロナの影響もあり、ウェブを使って面接を行うことが多いです。面接はすべて日本語で行われますし、面接進行役や通訳がつきますので、現地の言葉を知らない初めての面接でも大丈夫です。ミャンマー人の応募者が質問の意味を理解して発言しているか、日本で働く意思があるか、笑顔でコミュニケーションがとれているか等を見ていきましょう。


【 事前ガイダンス 】

特定技能外国人に、雇用契約の内容をさらに詳しく説明するウェブ面談です。主に登録支援機関が担当するので受入機関(雇用元)が参加する必要はありません。


具体的には、労働条件、仕事内容、日本の生活、在留する際の注意点等を、内定者がネイティブで十分に理解できる母国語で行います。労働条件は事前に求人票で知って応募しますが、改めて詳しく説明することでトラブルを防ぐ目的もあります。


【 在留資格認定証明書(COE)申請 】

日本側の法務大臣の事前審査です。登録支援機関にいる申請等取次者もしくは行政書士が申請をします。受入機関(雇用元)が特定技能外国人を受け入れても問題ないか審査されます。会社都合解雇、税金未納、直近で法令に違反等をしていなければ、特に心配に思う必要はありません。大阪で約3~4ヶ月(初回)かかります。詳しくはコチラのブログをご確認ください。


在留資格認定証明書のサンプル


【 査証(VISA)申請 】

在留資格認定証明書(COE)が発行されたら、基本的には3ヶ月以内に日本へ入国する必要があります。まずはCOEのデータを持って、在ミャンマー日本国大使館(ヤンゴン)に査証(VISA)を申請します。申請するのは送出機関(ミャンマー)が担当します。

事前に予約が必要ですが、だいたい2週間以内には発行されます。


日本の就労ビザのサンプル

【 海外労働許可証( smart card )申請 】

ミャンマーで査証(VISA)が発行されたら、続けて海外労働許可証(smart card)をネピドーにある「ミャンマー労働・入国管理・人口省(MOLIP)」に申請し、2週間~3週間程度で発行されます。


今まですべての手続きで何かひとつでも遅れていると申請が出来ません。集大成ともいえる最後の申請になります。別の手続きが遅れた結果、査証(VISA)を抱えたまま、海外労働許可証( Smart card )を申請できず、予約していた飛行機に間に合わなかった、という話もよく聞きます。ミャンマー側での申請が正しく行われているか、常に注視する方が良いでしょう。


◆ 確認審査完了の通達書(1番工数がかかる書類です。詳しくはお問い合わせ下さい)

◆ デマンドレターのコピー

◆ 誓約書

◆ ミャンマー大使館Facebookからの審査許可書

◆ ミャウダゴン講習修了証明書

◆ 雇用契約書・雇用条件書

◆ 在留資格認定証明書(COE)

◆ 査証(VISA)

◆ 旅券(パスポート)



【 日本入国 】

「査証(VISA)」と「海外労働許可証( Smart card )」がそろったら、無事にミャンマーを出国できます。ミャンマー出国には送出機関が、日本到着直後は登録支援機関が特定技能外国人をサポートします。


飛行機について、日本直通便もありますが、タイ国際航空バンコク経由の便が安く来日できるでしょう。経験上、タイ国際航空のウェブサイトから直接チケットを購入することを強くおすすめします。中間業者経由で購入した場合、航空会社都合でフライトキャンセルになっても、チケットの返金が1年後になったこともありますので、ご注意ください。



【 勤務開始 】

登録支援機関による空港のお迎え、寮への案内、住民票取得、銀行口座開設、職場訪問等サポートが終わり、1~2日程度の休みを経たら、いよいよ勤務開始となります。

日本人の新規採用と同様、受入機関(雇用元)で入社書類の提出、現場スタッフや利用者様へのご挨拶を経て、実務に対応していくことになります。



初めての外国人受け入れは不安がつきものです。

私の経験談やトラブル談で少しでも不安がなくなって下されば嬉しく思います。

くわしくは、下記までお問い合わせください。




 

【 この記事を書いた人 】Myanmar Love

2019年から登録支援機関でミャンマーを担当&申請等取次者。

BPO採用コーディネーター、携帯電話販売代理店の人事総務、鍼灸接骨院採用アドバイザーを経て現職。人材採用の経験は12年程。低コスト採用手法や事務効率化が得意。仕事に悩む気持ちが少しでも軽くなって欲しいです。

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