ミャンマーの一般家庭の年収は、約12~13万円程度と見られています。月収にすると約1万円程度ですが、ヤンゴン中心地と地方管区では差があると見られています。
ミャンマーでは、農業や漁業、建設業などの一般労働者の平均年収は、月額100ドルから300ドル程度であることが一般的です。一方、医療関係や教育関係、IT関係などの専門職の平均年収は、月額500ドルから1,000ドル程度となっています。
このように職種や地域などによって大きく異なりますが、アジア諸国でも比較的低い水準となっています。
なお、IMFで発表されている1人当たりの名目GDPは1,217ドルで191位中162位でした(2021年)。ミャンマー国内における最低賃金は2022年現在、4,800ミャンマーチャット(約300円)であり、低賃金の問題が深刻な課題となっています。
こういった国内情勢からも海外で働きたいというミャンマー人は後を絶えないでしょう。
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