ミャンマーからの人材が介護に適正があるとはいえ、デイサービスで実際にどのような仕事をしているのか、採用担当としては気になりますよね。
今日は、日本にあるデイサービスで働くミャンマー介護人材が、どのような仕事で活躍しているのか、他企業の例を見てみます。少しでも参考になれば幸いです。
【 入浴介助 】
デイサービスの現場でもっとも好評をいただいている仕事です。
ミャンマーでは、若い女性の介護人材が多くいるので、男性と女性の利用者様、両方に対応ができます。慣れてくると15名程の入浴介助もこなせるようになってきます。
利用者様によって、お湯かげんの好みはさまざまですが、しっかり覚えて個別に対応ができるようです。また歌をうたうのが好きな国民性ですので、次第に昭和歌謡を歌いながら入浴介助に取り組んでくれます。
重労働である入浴介助を対応でき、退職しにくい若い人材がひとり増えるだけで、現場では今までチカラを割けなかった管理業務、営業活動、採用活動に注力できるようになります。
人材が増えることで、利用者様を受け入れる余力ができますので、経営上でもメリットがあるとおっしゃる経営者様は多いです。
【 利用者様の話し相手 】
日本人と同じとまでは行かなくても、日本語を話すことができます。
日本語能力検定(JLPT)N4レベルの日本語力は持って入国しているので、難しい漢字が混ざらない、簡単な会話であれば十分にコミュニケーションをとることができます。
入国したての時期は日本語に慣れていないものの、年齢が若い方が多いのもあって2週間程すると、関西弁(ほんま、そやな、あかん等)も交えながら、話してきます。
1年もすると冗談を交えながら、関西弁で会話が出来るようになるので、成長に驚くこともあるでしょう。
よく見かけるのは、利用者様が「漢字の宿題」を出して下さることでしょうか。
どんどんと日本語に慣れていく、成長が著しい様子もあいまって、利用者様は孫のように可愛がってくれることも少なくありません。
ただ現実的な話、外国人材から介護を受けることを嫌がる利用者様もいます。
体感としては、45名の利用者がいるなかで1名程度でしょうか。それほど多くない印象を受けています。
他にも、歩行介助、レクリエーション対応、掃除、日報を書く、食事介助等、さまざま対応できることがありますが、特に好評である2つをあげました。
今日は、日本のデイサービスでミャンマー介護人材がどのように活躍しているかをまとめました。少しでも採用イメージが広がって頂ければ幸いです。ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
【 この記事を書いた人 】Myanmar Love
2019年から登録支援機関でミャンマーを担当&申請等取次者。
BPO採用コーディネーター、携帯電話販売代理店の人事総務、鍼灸接骨院採用アドバイザーを経て現職。人材採用の経験は12年程。低コスト採用手法や事務効率化が得意。仕事に悩む気持ちが少しでも軽くなって欲しいです。
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